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  • 執筆者の写真しまみん編集部

髙尾誠司

更新日:2023年12月12日


「自ら栽培したものを、まずは自分たちで調理してみてから販売するのがモットーなんです。」という髙尾さん。生産者としては珍しいスタンスですが、親子二代に渡ってマイナーなイタリア野菜を栽培してきました。地域ではイタリア野菜栽培のパイオニア的存在です。これまでにセロリアック、ズッキーナ・セルペンテ(へびかぼちゃ)など30品目以上の珍しい品種を栽培に取り組み、その栽培技術を日々積み重ねています。


季節に応じた様々な品種を一畝ごとに植えて栽培するのが髙尾さん流。実績のない新しいものを積極的に取り入れているため、生産から販売に至るまで試行錯誤の連続だと言います。


収穫した野菜はまず自分で調理をしてから、レシピや食べ方のアドバイスなどをPOPにして販売しています。今治市内だけでなく松山市近郊からも「さいさいきて屋には珍しいイタリア野菜が出る」と沢山のシェフ達が買い付けにくるようになったのは、髙尾さんのこうした取り組みのおかげかもしれません。


「作ることは面白い、食べ方を調べるのはもっと面白い」と楽しみながら農業に取り組んでいる髙尾さんの笑顔は印象的。


シェフでもある本プロジェクトのアドバイザーも野菜の味を絶賛。髙尾さんの「自分が美味しいと納得した野菜だけを作り続ける」というこだわりは、これからもこだわりのシェフたちから支持されるに違いありません。




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